むかし むかし
与論島に土の妖精ノームが住んでいました
ノームは木を育てるのがとても上手です
とても大きな木を育てました
しかし、どうしても実がなりません
実が食べたいノームは、木の妖精ニンフに相談します
ニンフは、魚や動物や食物をたくさん食べて、木に栄養を送りました
そうすると、ようやく花が咲き、実がなりました
しかし、小さな島の与論島では、どうしても限界があります
そこでニンフは思いつきました
『魔法で新しい島を作ろう。そこでたくさんの食べ物を育てよう。』
そうしてニンフは、島を作りました
それが伊平屋島と伊是名島と呼ばれました
しかし、それでも食物には限界がありました
次に、沖縄本島を作りました
さらに、日本列島を作りました
そして、もっと大きな、世界の大陸を作りました
ニンフは、来る日も来る日も、食物を育て、家畜も増やし、魚を取って食べ続けました
そして、木は大きくなり、たくさんの実をつけるまでになりました
ノームはとても喜びました
たくさんの実を食べることができるようになりました
そして、時がたち
ニンフは、しだいに、何のために食べているのか忘れてしまいました
のちに、ニンフは、人間と呼ばれるようになりました

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